3Dデータをもとに、光造形でサンプル品を作製することができます。設計段階での形状確認、嵌合確認を行うことで金型完成後の修正が減り、トータルコスト・開発時間短縮のメリットがあります。
光造形で作製した試作モデルをハンドリングマスターとして、真空注型による複製品を作成することができます。真空注型で作成する試作モデルは、真空状態で樹脂を型に流し込むため、気泡ができにくいというメリットがあります。また、出来上がる複製品は、光造形と比べて非常に精度が高く、金型に比べ短期間、低コストで複製品を製作することが可能です。

マシニングセンタ(MILLAC 44V)、フライス盤(KG.G.P)、平面切削盤(SG-BM2)、旋盤(LPT-35C)など、切削機械を揃えており、切削加工による試作モデルを作成することができます。
切削加工では、板状のものや丸棒状の樹脂素材を、切削機械を使用して削っていくので、プラスチック樹脂を溶かし、型に流し込んで製品を作る方法とは異なり、切削加工による試作モデルとしての加工や、受注生産など、大量生産には不向きの製品や、より精度の高い試作モデルの作成に適した加工となります。